特養の2割以上に空き 要介護3の入所見合わせで

特養の2割以上に空き 要介護3の入所見合わせで

毎日新聞の調査によると、特別養護老人ホームの約2割が要介護3の入所を見合わせていることが分かった。
アンケート調査は2月、東京都、大阪府と全国の政令市で特養ホーム計1000施設に実施し、359施設から回答を得た。
要介護3を「将来の退所の可能性を考慮して入所を見合わせる例があるか」を尋ねたところ、66施設(18.4%)が「ある」と回答。うち6割程が「次の認定で要介護2以下に下がりそうなら見合わせる」と答えている。
国は過去半年~1年の新規入所者に占める要介護4、5を7割以上にすれば、介護報酬で高い加算をつけており、3割程度が「算定できなくなると(経営的に)厳しい」ことも理由に挙げている。
また、回答した施設からは要介護1、2でも「徘徊のある認知症や老老介護などで施設入所が適当な例も多い」との指摘が多数寄せられた。現行の一律、横並びの入所政策の見直しを迫られることになりそうだ。